第44回全日本空手道選手権大会終了

11月3日(土)・4日(日)に両国国技館で開催された「第44回全日本空手道選手権大会が終了しました。全日本とはいうものの、外国人選手が猛威を奮い、田口支部長のコラムにあった「日本人になれる場所。」という言葉がぴったりのミニでなくほぼ世界大会でした。結果は以下の通りです。 優勝 アレハンドロ・ナヴァロ(スペイン)準優勝 ゴデルジ・カパナーゼ(ロシア)三位 荒田昇毅(千葉中央) 四位 ダルメン・サドヴォカソフ(ロシア)五位 イリヤ・カルペンコ(ロシア)六位 安島喬平(茨城県常総) 七位 鎌田翔平(城西)八位 森善十朗(城西) 敢闘賞 高橋佑汰(東京城北)技能賞 森善十朗(城西)新人賞 加賀健弘(横浜川崎) 新人賞 デビッド・シャルコシャン(ロシア)試割り賞 イリヤ・カルペンコ(ロシア)22枚 当道場から出場した佐野先生の結果は初戦で宮崎支部の山下選手とベテラン同士の対決でした。 激しい打ち合いの末判定は2-2に別れ、主審が白をコールし勝敗がきまりました。 「出場がきまってから試合を終える所まで無事にこれたたのも、サポートして下さった皆様、応援して下さった皆様のお陰です。誠に有難うございました。 7月の関東大会に比べて良かった所があり、少しは稽古してきた事がでたようです。これを次に繋げていきます。 ただ手数を出すだけでなく、強い攻撃もあったのに出せなかったのが心の弱さや稽古不足とかみしめ精進を続けていきます。 情けないくらいダメージはありませんので、また明日から稽古していきます。本当に有難うございました。」と佐野先生からのコメントでした。 2日目は他支部の少年部やファンの方からサインや写真・握手を求められ「ワタクシ一回戦負けの佐野ですが、どなたかと間違えてやしませんか?」と 冗談を交えながらリラックスした雰囲気ではありましたが、今回応援席の道場生に挨拶に来た時に大粒の涙をこらえきれず流したくやしさを必死に紛らわせているようでした。 「あんな冗談を言ったものの、昔からのファンが今も応援してくれるなんてうれしいね。判定について色々言ってくれる人もいるけど受け入れて前に進まないといけない。中々期待に応えられないけどできることから少しづつね。」 今回は特に佐野先生が自らの身体や生活、全てをかけて道場生にメッセージを送って下さっているのが良くわかる試合でした。 それでは年末に向け、佐野先生始め全日本大会で学んだ事を活かし、それぞれの目標に向かってがんばりましょう!!

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