こども空手!(6歳から)

子供の頃の経験が子供の人生を大きく変える!   子供さんには日本の文化、武道を習わせて あげてください!  

 元気な挨拶できますか!?

幼年・少年クラス~空手をやってみようかな?

と思っているお子さんのおうちの方へ  

極真会館 田無道場 佐野忠輝

                                    

お子さん、元気な挨拶できてますか?

 オス=押忍(武道での決まりの挨拶)武道の基本は元気な挨拶です。  大きな声で「ありがとう ごめんなさい 」が言えてますか  道場に来る子供たちの中には、ホン・・・ト元気がない子がいます。  「なぜだ」  子供たちを観察するうちにようやく解ってきました。  元気がないのも、声が小さいのも、みんな自信がないからです。  いつも周りの人に、「こいつはのろまだ、何をやっても駄目だ」(推測)などと言われているうちに、「俺は何をやってもダメなのかな~」と思っているかのようです。   自信がつくと瞳が輝く  「じゃあ、どうしたら自信がつくのか」  まず自信のある子は瞳の輝きが違います。  自信のある子は常に何かしらの目標を持って、それを達成することによって喜びと自信を身につけます。そしてさらに高い目標に向かって頑張っている時に子どもたちの瞳は常に輝き始めるのです。  しかしその目標もなかなか達成する事が出来ない。  強くなりたいか 上手くなりたいか カッコ良くなりたいか   私は子供たちに問いかける言葉があります。  それがこの「強くなりたいか 上手くなりたいか カッコ良くなりたいか 」です。  子どもたちに、この言葉を投げかけると必ず「僕もなりたい」と言います。  「じゃあどうしたらなれると思う」と言うと帰ってくる言葉は必ず「がんばる、一生懸命する」と言います。  

しかし「ただ一生懸命しても中々なれないんだよ。」と言うと、大体の子供たちはキョトンとした眼になります。

 「じゃあそれは何か 」  それは私たち大人も解っていてもなかなか実行していないことです。  導いてあげる  子供が話を聞いていなくて出来なければ、「今、話を聞いてなかったから出来なかったんだよ」  子供がよそ見をしていれば「今、先生を見てなかったから出来なかったんだよ」と理解させてあげます。  それらを理解すると子供たちは「俺は出来ないんじゃないんだ」、「出来るようになる方法を知らなかっただけなんだ」と、だんだん瞳が輝き始めヤル気満々になってくるのです。  ポイントは4つのプロセス  

1.まず先生の話をよく聞く。

 

2.先生の動きをよく観察する。

 

3.よく観察したら、それを覚える。

 

4.覚えたら、それを真似する。

 

これらをよく理解させてから教え始めると、子供たちは驚くほど速く上達します。

 しかし、フッと眼をそらすと子供は話を聞かず、よそ見をします。  そうすると覚えることができず、当然のことながら新しいことを真似することはできないのです。  人の痛みがわかる子に  稽古を続けていくと組手というのがあります。  極真カラテは直接打撃制と言って実際に当てる空手です。(一見危ないように思われますが、手・足にサポーターを着用します。)  ゲームのバーチャルではなく実際の人を叩くこと、叩かれることというのは現代の生活ではほとんど無くなってしまっていますが幼年期/少年期のお子さんにはとても大切な教育の一つなのです。 実際に叩かれると痛みがわかります。痛みを知らない子は将来平気で人を傷つけたりしてしまいます。子供が人を殺してしまうこんな世の中ですから、是非お子さんにはゲームのバーチャルではなく現実の痛みのわかるお子さんになって欲しいと願ってます。  

そして殴り合うことによって人の痛みが分かってくると私は思います。

 また、強くなって人の痛みが分かるようになれば、人に優しくなれます。  そしていじめに負けない いじめられている子を助けてあげられる子 に成長していきます。  元気の源   子供たちのヤル気パワー・自信パワー・元気パワーが私のパワーの源にもなり、私もお陰さまで毎日を楽しく・元気に過ごすことができます。  

良い出会いしてますか 

「成長していく上で一番大切なこと」それは良い出会いであると思います。

 私も今日に至るまでにたくさんの良き師・良き先輩・良き仲間と出会いたくさんの影響を受けてきました。  極真空手がお子さんにとって良い出会いかどうか確かめてください。  道場を選ぶ3つのポイント  

1.先生との相性はどうか

 

2.道場の雰囲気はどうか

 

3.指導内容はどうか

 私は田無にきて25年間子供たちが、どうしたら楽しく・元気良く・自信そして目標を持って前向きになれるか研究してきました。体験や見学で確かめてください。  体験しながら他の道場を見てきて頂いても構いません。  お子さんにとって一番いい道場を選んでください。  道場と家庭で協力して子供たちを育てて行きましょう       継続は力なり!   空手を始めるからには、最低でも3年間は通わせてください。最近では半年もたたないうちに子供が行きたくないから辞めるとかサッカーを習うから辞めるとかこれでは、空手の「か」の字も知らずに辞めてしまうことになります。 次の楽しいスポーツに行ったとしても、ちょっととしたキッカケで楽しさが半減し、また辞めてしまいます。こんな事を繰り返していると、嫌なことがあるとスグに辞めてしまう我慢のできない、お子さんに育ってしまいます。この繰り返しは、お子様の成長に確実に悪影響を与えてしまいます。 「ひきこもり」の原因にさえもなります。ですのだ、幼少期に空手という武道を通じて我慢することをしっかり覚えさせてください。空手は基本稽古を必ず行います。毎回毎回同じことを我慢して繰り返します。その我慢する力が、やがて勉強やほかのスポーツ、そして将来の自分の為に役立ってくるんです! 最低でも3年間は続けさせてあげてください!       スポーツと武道   空手はスポーツではありません。ですから他者との比較やましてや相手を敵とし蹴落としていくものではありません。 武道の目的は人間形成、試合などの相手はそれを助けてくれる協力者です。   単なる大会での強さのみの追求ではなく、普段の稽古において自分自身の「心魂」を錬り、普段の生活の中で役に立つ、それが当道場の目指す空手です。 しかし空手というと「つらい」「痛い」「怖い」の三拍子と思われがちですが、「明るい」「楽しい」の今までの空手道場のイメージとは異なる道場です!武道を追求していく中でも「つらい」「痛い」「怖い」では今の時代長続きしません。「明るい」「楽しい」道場環境で、長い年月をかけて本物の武道を追求していこうではありませんか! 極真空手は武道を追求しながらも裾野を広く「明るく、楽しく、誰にでもできる空手」を目指しております。         幼少期に強い人間はやさしい!を刷り込む。   心理学的にも幼少期3歳~6歳までの経験が将来の自分の姿を作っていくそうです。ある時期に男の子でも女の子でも、父親に憧れを持つ時期が必ず来ます。その幼少期の成長に大切な時期に父親じゃなくても「強い父親のような存在」が身近にあるとそれだけで将来的な心の成長にとても良い影響がでるという研究結果がでているそうです。空手の先生や先輩のつよい姿は成長に不可欠なのです! 自立 極真空手は武道ですから、稽古を行う目的は人間形成です。大人がすべてプロデュースして上達を早めたり試合で勝たせたりするものではありません。ですから相手を尊重する姿勢や礼法は少年部とはいえ大切なものです。 基本稽古や移動稽古、ミット打ち、上級者になると型の稽古も、大人に負けじとこなしていきます。 サポーターをしっかりとつけて組手を安全に行います。 ただ直接打撃制ですから痛い思いもします。そしてそのあかつきには相手の痛みを知ることになるでしょう。 全力で打ち合ったものどうしには強い絆がうまれ道場だけの仲間ができます。 道場としては試合に勝つことや帯が上がることを一つの目標にしますが、それに終始しないよう指導します。 試合は相手が弱ければ勝ちます。ですから自己成長と必ずしも結びつくとはいえないのです。 大切なのはそこまでのプロセスと、経験した後 20126td 097 の社会生活の中で「話を聞けるようになった。」「靴を揃えるようになった。」「挨拶の声が大きくなった。」「後始末を出来る様になった」などの人としての成長があらわれることを「強くなった」と呼んでいます。 そしておうちの方のも武道精神に触れて頂きます。 よその習い事で付き添いのお母さま方が、見もせずぺちゃくちゃおしゃべりをしているのを見ます。 道場に入ったら付き添いでなくて見学です。 武道家の親としてその教えに触れ、暖かく見守ってあげてください。      20126td 178